耳垢の臭い原因と対策|現役看護師が解決法を教えます!

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耳垢が臭い原因と4つの解決方法

耳垢の臭いの解決策はこれです

湿った耳垢の臭い

自分の耳垢が臭いことに悩んでいる人はいませんか?

 

日本人の約85%が乾燥した耳垢ですが、残りの約15%は耳垢が湿っている体質の人です。

 

そもそも耳垢は、空気中のホコリや皮膚の角質、外耳道の耳垢腺からの分泌物が混ざったもので、乾いている耳垢は基本的に無臭です。

 

しかし、湿った耳垢は嫌な臭いを発することがあり、その臭いに悩む人もいると思います。

 

なぜ湿った耳垢は、臭いのでしょう?

 

耳垢の臭いの原因|アポクリン腺

耳垢の臭いの原因|アポクリン腺

耳垢が湿っている原因は、アポクリン腺からの汗です。

 

アポクリン腺とは汗腺の1つで、汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。

 

エクリン腺は全身に分布していますが、アポクリン腺は脇の下や外陰部などの体の一部だけに分布していて、外耳道にも分布しています

 

アポクリン腺は脇の下や外陰部などの体の一部だけに分布していて、外耳道にも分布しています

 

そして、アポクリン腺の量は遺伝によって決まり、個人差があります。

 

アポクリン腺が多い人は、外耳道から分泌される汗の量が多いので、耳垢が湿ってしまうのです。

 

耳垢が湿っているかどうかは、アポクリン腺の量次第であり、遺伝によって決まるものと言えるでしょう。

 

アポクリン腺が多い人は、耳垢が湿っているのですが、湿っている耳垢が臭いのは、「アポクリン腺の汗の成分」にヒントがあります。

 

アポクリン腺からの汗は、水分やナトリウム、アンモニアなどに加えて、タンパク質や脂質が含まれています。

 

アポクリン腺の多い人は耳の中が常に湿った状態になっています

そもそも、湿った耳垢の人は、アポクリン腺からの汗の量が多いために、耳の中が常に湿った状態になっています。

 

高温多湿の環境は、皮膚の常在菌が繁殖しやすい環境です

高温多湿の環境は、皮膚の常在菌が繁殖しやすい環境です。雑菌が耳垢の角質などを分解すると、嫌な臭いを発するようになります。

さらに、アポクリン腺からの汗にはタンパク質や脂質が含まれています。タンパク質や脂質は皮膚の常在菌の大好物ですので、常在菌はどんどん分解していきます。

タンパク質や脂質を雑菌が分解すると、嫌な臭いが発するようになります。生ごみの嫌な臭いを想像してもらえばわかりやすいと思います。

 

生ごみもタンパク質などを雑菌が分解しているために、あの嫌な臭いが発するんです。

 

「耳垢の臭いも、耳の中で生ごみが分解されているのと同じような状況」が起こっていると考えると、嫌な臭いがするのも納得できるのではないでしょうか?

 

ちなみに、「わきが」の原因もアポクリン腺が多いことです

 

ちなみに、わきがの原因もアポクリン腺が多いことです。

 

脇の下で皮膚の常在菌がアポクリン腺からの汗を分解しているので、あの「わきが」独特の嫌な臭いを発するようになるのです。

 

つまり、アポクリン腺が多くて、耳垢が臭い人は、同じ仕組みで「わきが」の臭いも強いことが多いのです。

 

湿った耳垢が臭いのは、アポクリン腺からの汗が原因なので仕方ないことですが、それでもやはりにおいは気になりますよね。

 

「自分が周囲の人に臭いと思われていないか」、「迷惑がられているのではないか」と心配になってしまうと思います。

 

耳垢の臭いの4つの対策

【1】 耳を清潔に保つ

耳を清潔に保つ

耳垢のにおい対策として、一番効果的なのは耳を清潔に保つことです。

 

雑菌が繁殖している湿った耳垢は嫌な臭いの原因です。

 

それを耳の中に溜めておいたら、臭いはどんどんきつくなっていくだけです。

 

嫌な臭いを改善するためには、臭いの元を断つのが一番です。

 

そのため、湿った耳垢の人は、こまめに耳掃除をして、耳を清潔に保つようにしてください

 

 

ただ、「清潔を保たなければ!」と必死になりすぎて、過度に耳掃除をしてしまうと、外耳道を傷つけてしまいます


耳垢は正常であれば、耳の奥に溜まることはありません。自然に耳の出口に移動してきます。

 

そのため、耳掃除をする時には、見える部分を中心に耳垢を取り除いて、あまり奥まで掃除しないようにしましょう

 

また、耳掃除の後に、消臭・殺菌効果のあるラベンダーオイルを希釈して、めん棒を用いて薄く塗布しておくと効果的です。

 

【2】 食生活の改善

野菜や豆類、魚中心の食生活に切り替えることも、耳垢のにおい対策には有効です

 

食生活を改善することで、アポクリン腺の汗の中に含まれる「脂質」や「タンパク質」の量を減らすことができます。

 

POINT!
アポクリン腺の汗の中の「脂質」や「タンパク質」を減らすことができれば、雑菌が分解するものが少なくなりますので、臭いの発生を抑えることができるのです

 

動物性脂質や、タンパク質が多く含まれているものを食べるのは控えめにしましょう

 

耳垢のにおいを抑えるためには、肉類やバター、生クリームなど動物性脂質や、タンパク質が多く含まれているものを食べるのは控えめにしましょう

 

動物性脂質やタンパク質を多くとると、アポクリン腺からの脂質やタンパク質の分泌量が増えてしまいます。

 

ビタミンやミネラルは積極的に摂取しましょう。ビタミンやミネラルは脂質やタンパク質の代謝に必要です

 

ビタミンやミネラルは積極的に摂取しましょう。ビタミンやミネラルは、脂質やタンパク質の代謝に必要です。

 

食事から摂取したタンパク質や脂質をしっかり代謝できれば、アポクリン腺からの汗に含まれる量が少なくなります。

 

特にビタミンB群は耳垢のにおいを抑えるために、積極的に摂取しましょう。

 

  • ビタミンB2は脂質の代謝に
  • ビタミンB6はタンパク質の代謝に

欠かすことができません。

 

ビタミンB2とB6を多く含む食品は次の通りです。

ビタミンB2 レバー、うなぎ、納豆、アーモンド、卵
ビタミンB6 レバー、マグロ、鶏のささみ、鮭、バナナ

 

動物性脂質やタンパク質は控えめにしつつ、ビタミン、ミネラルを多く摂取するためには、和食中心の食生活を摂ることをおすすめします

 

和食中心の食事の中で、ビタミンB2とビタミンB6を多く摂るように意識するようにしてください。

 

食生活を改善しても、「まだにおいが気になる人」、「できるだけにおいを抑えたい人」は、ローズなど抗酸化作用があるサプリメントを使うと良いでしょう。

 

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耳の通気性を良くする

耳垢の臭いが気になる人は、耳の通気性を良くしておきましょう

耳垢のにおいが気になる人は、耳の通気性を良くしておきましょう

 

Q)あなたは、イヤホンや耳栓を使っていませんか?

 

イヤホンや耳栓をしていると、耳垢のにおいが外に漏れないから安心だと思っているかもしれません。

 

でも、イヤホンや耳栓を使うと、耳を密閉していることになります

 

耳を密閉していると、耳の中の湿度が上がります。熱の逃げ場もなくなるので、耳の穴の温度も上がります。

 

つまり、イヤホンや耳栓を使っていると、耳の穴の中は高温多湿の環境になるのです

 

高温多湿の環境は、雑菌が好む環境で臭いを生み出します

 

高温多湿の環境は、雑菌が好む環境で、どんどん繁殖していき、耳垢やアポクリン腺の汗の成分をどんどん分解して、いやな臭いが発するようになります。

 

耳垢のにおいを抑えるためには、イヤホンや耳栓を使わずに、耳の通気性を良くしておきましょう

 

 

また、お風呂上りには、しっかり耳の中の水分をふき取るようにして、耳の穴の中を乾燥させるようにしてください。


 

「病気」の可能性がある時には耳鼻科へ

何らかの病気の疑いがあるときは、早急に耳鼻科を受診することをおすすめします

耳垢の臭い対策をご説明してきましたが、注意しなければならないのが、中耳炎や外耳道炎などの病気で耳垢が臭くなっている場合です。

 

中耳炎になると、耳だれ(耳漏)が出てくることもありますが、耳だれはいわゆる「膿」ですので、強い臭いを発します。

 

また、外耳道炎でも炎症が起こって、膿が発生することがあります。

 

病気の可能性は?
  • 耳垢が突然臭くなったり
  • 耳が痛い
  • 痒い
  • 聞こえにくい

などの症状がある時には、病気が原因で耳垢が臭くなっている可能性があります。

 

耳の病気を放っておくと、悪化して、難聴の原因にもなり兼ねませんので、何らかの病気の疑いがあるときは、早急に耳鼻科を受診することをおすすめします

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